一人暮らしを考え始める際に、実家にいたほうがいいのではと躊躇する方もいるでしょう。
慣れ親しんだ環境を離れるのは勇気のいる決断かもしれませんね。
とはいえ、一人暮らしのメリットも見逃せません。
そこで、ここでは実家と賃貸での生活についてそれぞれのメリット・デメリットについてみていきたいと思います。
★通勤や間取り
通勤については適切な距離を自分で選ぶことのできる賃貸のほうが優れていますね。
また、実家といえば分譲住宅や一戸建てが多い傾向がありますが、間取りにもよりますが完全なプライベート空間は賃貸の方が圧倒的に多くなります。
一人暮らしの醍醐味はワンルームであっても自分の裁量でインテリアや暮らしぶりをコントロールすることができる点といえるでしょう。
★家賃や敷金・礼金
実家に住み続けるなら、固定資産税や修繕費を負担しないかぎり大きな費用が発生することは稀です。
しかし、賃貸生活を始めるにあたっては敷金・礼金などの初期費用や毎月の家賃・管理費が発生します。
実家であっても食費や家賃を納めている方も多いですが、一人暮らしの費用の方が高額になる傾向があります。
入社したてて給料があまりない時代には厳しいかもしれませんね。
★誰かがいるという安心感
実家であれば両親や兄弟などと一緒に住んでいることが多く、防犯面でのメリットともなりますね。
また、風邪など体調不良になった場合でも、誰かがいれば安心です。
さらに、仕事などで精神的疲労が溜まった時もちょっと話を聞いてもらうこともできるでしょう。
家事分担をするなどして、規律ある生活を守りやすいといったメリットもあります。
★一度は一人暮らしを
賃貸暮らしを始めると自分のことは自分でしなければなりません。
疲れて帰ってからの洗濯や食事の用意はなれるまで大変かもしれません。しかし、帰宅時間をとやかく言われることも、友人や恋人を招くのも自由です。
一度は一人暮らしを経験しておくことで社会人として「甘えている」や「親に依存している」といったイメージがつくことも防ぐことができます。
さまざまな事情から実家暮らしをしている方もいらっしゃいますが、機会があれば一人暮らしに挑戦することをおすすめします。