賃貸物件を借りる際に必要なお金はさまざまあります。
入居時に必要なのは礼金・敷金、毎月必要なのは家賃・管理費ですね。
このほかに2年に一度契約を更新するための更新費もあります。
更新費は2万円程度の物件から家賃の1ヶ月分など物件によって異なります。
数年たてば入居時とは生活環境が変わり、更新時期を目安に引っ越しを検討する方もいらっしゃいます。
ここでは賃貸の更新費用と住替えについて例を交えながら詳しくみていきたいと思います。
★更新費用とは?
賃貸には契約期間があり何年も住んでいいという訳ではなく2年とされているのが一般的です。
2年を超えて住み続けたい場合は契約を更新しなければなりません。
この際に発生するのが更新費です。
地域によって要不要があり、必要のない地域から家賃の2ヶ月分といったところまでさまざまです。
また、この時更新費以外に事務手数料や火災保険の更新もあるため出費がかさみます。
★更新費用の内訳
家賃が6万円の物件で更新すると仮定すると、更新費用はどれ位になるのでしょうか?
更新料が家賃一ヶ月分の6万円とすると事務手数料5000円、火災保険2万円の8万5千円となります。
事務手数料や火災保険もこの限りではありませんが、かなり財布の負担になりますので、普段から積み立てておくことも検討しましょう。
また、入居時に更新費用について説明もありますのでしっかり確認する必要がありますね。
★住替えとの比較
高い更新費用を払うくらいならと、新しい物件に引っ越しを検討する方もいらっしゃいます。
ライフスタイルが変わり、引っ越しするのによいタイミングであればお得です。
しかし、更新費用がもったいないから引っ越しをする場合、敷金礼金なしの物件であっても退去費用や引越し代、事務手数料や火災保険などの費用がかかるためお得とはいえません。
★計画的に
更新するにも引っ越しをするにも、万単位で費用がかかるので計画的に積立をすることをおすすめします。
不動産会社や物件によって更新費用に差がでるため、入居前に確認し比較することも大切です。
また、更新時期に家賃を引き下げるよう交渉する方もいらっしゃいます。
大家さんが納得すればそれ以降の負担が少なくなるのでいい機会ともいえるでしょう。