賃貸物件といっても単身者用の格安ワンルームからセレブが住んでいるような家賃100万円を超えるような物件までさまざまあります。
アパートを決める際には、通勤時間や周辺の環境、間取りなどとともに家賃・管理費は毎月問題なく払える価格なのかを冷静に判断する必要があります。
また、敷金礼金などの初期費用を出しても生活に支障がないほど貯めることも大切です。
そこで、ここでは収入に対する家賃の比率や、条件を緩めて希望の家賃で物件を探す方法などについてみていきたいと思います。
★適正な家賃の比率とは?
よく適正な家賃は「月収の3分の1まで」といわれていますが、本当でしょうか?
これは昔からいわれていますが、リーマンショック以降少し景気が回復したとされる現在もそれを感じている方は少ないですね。
そんな現代の適正家賃比率は「年収×0.25」!年収400万円であれば83,000が上限となります。
★できれば2割以下
間取りや利便性、おしゃれな物件であるなど、何に重点を置くかは人によって異なります。
すこし高額でも思い通りのライフスタイルを貫きたい方もいらっしゃるでしょう。
しかし、終身雇用制もなった今では、今後結婚や子育てを検討している場合には少しでも多く貯蓄するに越したことはありません。
★自分の適性を割り出すには?
毎月の出費は家賃だけでありません。光熱費や食費などの生活費のほかに、交際費・趣味の費用や洋服代など生活を豊かにするための費用も必要です。
まずは、毎月の収入から家賃以外の経費を引いてみましょう。
もちろん貯蓄分も忘れてはいけません。
そこで残った金額こそ、あなたに適している家賃であるといえるでしょう。
また、更新料の高額な地域ではその分を少しずつためていく必要があり、家賃とともに積み立てていくことをおすすめします。
★満足度が高く家賃が安い物件とは
地域にもよりますが、駅から徒歩5分の物件と15分の物件ではほかの条件が同じでも家賃が5,000円程安い傾向にあります。
ほかにも人気駅の隣駅で物件を探す、新築ではなく中古でもリフォームしてあるものならキレイに住めるからOKなどの条件も検討してみてはいかがでしょうか?
物件に対する条件を少し緩めると満足度は高いが家賃は安い物件をみつけることができるでしょう。
もちろん住み心地は大切ですが、無理なく払える程度にしておくことが肝心です。